こんにちは、エアコンラボのアキです。
「エアコンの本体と取り付け工事は、同じ店にまとめて頼めるのか」「ネット通販で安く買った本体を、近所の店に取り付けだけ頼めるのか」。買い替えを考え始めると、ほぼ全員がこの2つでつまずきます。
この記事では、この2つに各社が公式ページに実際に書いていることだけで答えます。よそで見かける「相場」や「持ち込み対応料の目安」は出どころをたどれないので使いません。公表されていない項目は「公表されていない」とそのまま書きます。
調べてみると、「他店で買ったエアコンの取り付けを受けるか」は会社ごとに分かれていて、しかも受けている会社もその料金は公表していないことが分かりました。
- 他店購入品(持ち込み)の取付を公式に受けている店・受けていない店
- 持ち込みにすると工事の中身がどう変わるか(公式に書かれている差)
- 通販で買ったときに工事がどう手配されるか、支払いはどうなるか
- 本体と工事を分けたときの保証と、古いエアコンの引き取り
- 「めんどくさい」を実際に減らせる手続きと、減らせなかった手続き

エアコンは「本体だけ買って終わり」にできない商品です
まず前提の確認からです。エアコンが本体と工事を切り離しにくい商品だということは、メーカーと販売店の両方の公式文書に書かれていました。
メーカーの据付説明書は「販売店または専門業者に依頼」と書いている
富士通ゼネラルのルームエアコン据付説明書(文書番号9319221144-03)の「安全上のご注意」には、警告としてこう書かれています。
据付工事は、お買い上げの販売店または専門業者に依頼する(ご自分で据付工事をされ不備があると、水漏れやけが、感電、火災などの原因)
同じ説明書には「電気工事・アース工事は、電気工事士の資格を持っている人が」施工することも書かれています。本体を手に入れただけでは完結せず、必ず誰かに工事を頼む前提の商品だということです。資格や電源まわりの決まりはエアコン工事のVVFケーブルと専用回路の記事で条文から確認しています。
ノジマは「エアコン本体のみの販売は行っておりません」と公表している
販売側にも同じ考え方が出てきます。ノジマのサポートサイトには、はっきりこう書かれていました。
エアコン本体のみの販売は行っておりません。
同じページには「ノジマのエアコン取付工事は100%真空引きを実施しております。」という記載もあります。この会社では、そもそも「本体だけ買う」という選択肢が用意されていないわけです。ワンストップかどうかを選べる会社ばかりではない、というのが出発点になります。
1つの窓口にまとまるのは、実は3つの手続き
「ワンストップ」と一言で言いますが、まとめられる手続きは分解すると3つあります。
- 本体の購入(機種選び・支払い)
- 取付工事(日程調整・当日の作業・追加費用の精算)
- 古いエアコンの引き取り(取り外しとリサイクル)
後で見るように、この3つは1社に頼んでも支払いのタイミングまで1回になるとは限りません。ちなみに、今回読んだ量販店・通販の公式ページに「ワンストップ」という言葉は1つも出てきませんでした。量販店側の正式な商品名ではないようです。
他店で買ったエアコンの取付を、公式に受けている店・受けていない店
ここが本題です。「ネットで本体だけ買って、取り付けは店に頼む」が成り立つのかどうか。各社の公式ページの記載を並べてみます。
「行います」と書いている店、「承っておりません」と書いている店
| 会社(公式ページ) | 他店購入品の取付についての記載 | その料金 |
|---|---|---|
| エディオン | 「お手持ちのエアコンの取付工事も行います」 | 記載なし |
| ジョーシン | 「お持ちのエアコンを取付ける場合」の項目あり | 記載なし |
| 楽天ビック | 「お持ちのエアコンの移設工事などは承っておりません」 | ― |
| ノジマ | 該当する記載を見つけられなかった | ― |
エディオンの工事サービス案内は「エディオンでご購入のエアコンはもちろん、お手持ちのエアコンの取付工事も行います。電気工事士が伺うので安心。」と書いています。ジョーシンの工事サービスも「お持ちのエアコンを取付る場合と、ジョーシン各店でエアコンご購入と同時にお申し込み頂いた場合で、取付工事内容が変わります」として、両方の窓口を用意しています。
一方で楽天ビックの設置工事ガイドは「こちらは当店でエアコンをご購入いただいた場合の料金です。お持ちのエアコンの移設工事などは承っておりません。」と明記しています。ここに載っている標準設置工事費(税込)は3.6kW以下が16,500円、4.0kWが20,900円、5.0kW以上が23,100円、窓用エアコンが7,700円ですが、これはあくまで自店で買った人向けの料金だ、という但し書きが付いているわけです。
「量販店は持ち込みを一律に断る」というのは、公式ページを読む限り正確ではありませんでした。断る会社と受ける会社が実際に分かれています。ただし、なぜ断るのか・受けるのかという理由はどの会社も書いていません。よく見かける「部材を事前に用意できないから」「責任の所在を一本化するため」という説明は、各社の公式ページには根拠が見当たりませんでした。
持ち込みにすると、工事の中身が公式に変わる

受けてもらえるとしても、同じ工事になるとは限りません。ジョーシンのエアコン取付工事のページは、購入時と持ち込み時の作業範囲を別々に書き分けていて、ここに具体的な差が出ています。
| 項目 | ジョーシンで購入した場合 | お持ちのエアコンの場合 |
|---|---|---|
| 作業範囲の記載 | 室内機取付、室外機取付、配管(4m以内)・ドレンホース(配管長プラス3m迄)の取付 | 室内機取付、室外機取付、配管・ドレンホースの取付 |
| 配管パイプ代 | 工事に含まれる | 「配管パイプ代は含んでおりません」 |
| 配管の扱い | ― | 「新しい配管での取付をお勧めします。(配管パイプは別途)」 |
| 前提条件 | ― | 部屋に配管穴とエアコン用のコンセントがあり、室外機は庭もしくはベランダ置き |
つまり持ち込みでは、配管の長さの上限も配管パイプ代も購入時とは別扱いになるということです。本体を安く買った差額を考えるなら、この配管パイプ代を頭に入れておく必要があります。公式に書き分けられている、数少ない「持ち込みだと何が違うか」の答えでした。
持ち込み工事の料金は、どの会社も公表していませんでした
ここが今回いちばんはっきりした「無かったこと」です。他店購入品の取付を受けると書いているエディオンとジョーシンのどちらも、その料金を公式ページに載せていません。エディオンは自店購入者向けの標準工事費を金額つきで公表しているのに、持ち込みの場合の金額は書いていない。ジョーシンに至っては、購入時の標準工事費も含めて金額の記載自体がありませんでした。
よそで見かける「持ち込み工事の相場」「持ち込み対応料が数千円上乗せ」といった数字は、今回読んだ公式ページの範囲では根拠を見つけられませんでした。「持ち込み対応料」という項目名も出てきません。
ただし、次の5つはこちらから接続できずページを取得できていません。料金が書かれていないのではなく、読めていないという意味です。
- ビックカメラ(タイムアウト)
- ヨドバシカメラ(接続が切断される)
- ケーズデンキ(タイムアウト)
- ヤマダウェブコム(タイムアウト)
- Amazon エアコン設置工事サービス(HTTP 503)
金額はジョーシンなら各地区のサービスセンター(受付9:30〜18:30)、エディオンなら店頭かサービス拠点に聞くしかない、というのが現状です。自店購入時の工事料金はエディオンのエアコン工事料金を公式ページで確認した記事で分解しています。
通販で買ったとき、工事はどう手配されるのか
次は「本体は通販、工事もそのまま頼みたい」というパターンです。通販側の公式説明にも、読んでおくと得をする記載がありました。
楽天市場の公式説明は「設置業者から連絡が来る」3ステップ
楽天市場のエアコン特集は、購入から設置までを3ステップで説明しています。注文したあと「設置業者から連絡があり、設置内容の確認やネット購入には含まれない追加料金の見積もり、工事日の調整を行」い、それから商品が届いて工事、という流れです。作業時間は「1~2時間程度です」と書かれています。
注目したいのは、注文の時点では工事の中身も金額も確定していないと公式に書いてある点です。購入ボタンを押した後に別の会社から電話が来て見積もりが決まる。店頭で相談しながら決める買い方との、いちばん大きな違いです。
追加料金は「当日、設置業者に現金で」と書かれている
同じページには、支払いについてこう書かれています。
搬入や工事における追加料金やリサイクル回収料金は、当日、設置業者に現金でのお支払いとなります
これはかなり実務的な情報です。通販で本体をカード決済しても、追加工事とリサイクル料金は工事当日に現金で用意しておく必要があるということになります。「窓口が1つなら支払いも1回」というイメージは、少なくとも楽天市場の公式説明では成り立ちません。なお同ページには「ショップによって異なる場合もあります。詳しくはショップのページでご確認ください」という但し書きも付いています。
通販ショップの標準設置に書かれている作業
ショップ側の記載も見ておきます。XPRICE楽天市場店の設置ガイドは、標準設置工事の内容を4つに分けて書いていました。
- エアコン「室内機」取付け(木造・モルタル・石膏ボードの穴あけ1ヵ所無料)
- 配管類 4mまでの配管パイプ作業(テープ巻き仕上げ)までセット
- 室外機の設置(プラスティックブロック含む)
- 真空引き
取り外し工事は「7,700円(税込)」と明記され、「室外機の設置場所が、屋根置き、壁掛け、天吊、二段置きの場合は、取外し工料として別途費用がかかります」という条件も付いています。リサイクルは注文後に届く「ヒアリングシート」もしくは「設置協力会社のご連絡時」に相談する流れです。
4mという配管の上限と真空引きが入っている点は、量販店の標準工事と同じ枠組みでした。「通販だから工事が簡略」ということはありません。なおAmazonの設置工事サービスのページは本文を取得できなかった(HTTP 503)ため、内容は参照していません。総額の考え方はエアコンの価格コムで最安値を鵜呑みにしない記事とエアコンはどこが安いかを4つの費用で考える記事にまとめています。
本体と工事を分けたとき、保証と引き取りはどうなるか
持ち込みを選ぶかどうかの分かれ目になるのが、ここだと思います。保証についても、メーカーの公式ページに明確な線引きが書かれていました。
メーカー保証は「販売店名が書かれた保証書」で決まる
日立のルームエアコンの保証期間の案内によると、保証期間は本体が「お買い上げ日より1年間」、冷媒回路が「お買い上げ日より5年間」です。そして無料修理の対象外になる例として、こう書かれています。
本書にお買い上げ年月日、お客様名、販売店名の記入の無い場合、あるいは字句を書き換えられた場合
「保証書の提示が無い場合」も対象外です。つまりメーカー保証を決めているのは工事をした業者ではなく、本体を売った店が保証書に記入した内容です。通販で買ったなら、届いた箱を開けたら真っ先に記入欄を確認しておきたいところです。
施工が原因の故障は、メーカー系の保証では対象外
では工事のミスはどうなるのか。ここも公式に書かれています。コロナの延長保証システムの案内は、保証対象外として「工事説明書に基づかない施工及び据付工事不備による故障及び損傷」を挙げています。ダイキンの延長保証サービスも「施工に起因する故障、または施工に起因する本体以外の商品に生じた故障または損害については保証対象外となります。」と書いています。
メーカー保証も延長保証も、工事のミスは見ない。ここは持ち込みかどうかに関係なく共通です。では工事側の保証は何年付くのか。
訂正します。この記事では当初「工事側の保証年数はどの公式ページにも書かれていなかった」「『工事保証3年が標準』という数字の出どころは確認できていない」と書いていました。誤りでした。本記事が出典として読んでいる楽天市場のエアコン特集のページそのものに、保証年数を商品名に掲げた出店ショップの商品が並んでいます。同じページを引用しながら見落としていました。
年数は3年と5年の2種類が確認できました。実際に出ていた表示は、たとえば次のようなものです。
- シャープ AY-T22DH-W 標準工事セット …「工事保証3年」
- 三菱電機 霧ヶ峰 GVシリーズ MSZ-GV2226-W …「工事保証3年」
- 日立 白くまくん AJシリーズ RAS-AJ2225S-W …「施工保証3年」
- 東芝 RAS-2215-W …「施工保証3年」
- 2026年モデル 4.0kW(100V)の工事費込みセット …「工事保証5年」
ただし、この「工事保証3年」は楽天市場に出店している個々のショップが自分の商品に付けている条件であって、量販店の工事サービスそのものの規定ではありません。今回読んだ範囲で、自社の取付工事に何年の保証が付くかを工事案内のページに書いていた量販店は見つけられませんでした(エディオン・ジョーシン・ノジマ・楽天ビックの工事案内を確認)。
つまり「工事保証3年」という数字は、根拠のない相場ではなくショップが個別に掲げている条件です。どの店でもそうなるという意味ではないので、確かめる先はその商品ページになります。
延長保証の申込期限は「設置日から6ヵ月以内」
期限にも注意が要ります。コロナは「製品ご購入時あるいは設置日(メーカー保証開始日)から6ヵ月以内にお申込みください。」、ダイキンはお申込み有効期限を「設置より6ヵ月以内」としています。購入日ではなく設置日が起点になっているのがポイントで、工事の日程が先に延びるほど、申し込みを考える猶予も後ろにずれる計算です。工事日がいつになるかについてはエアコン工事はいつ来るのかを公表値で確認した記事を見てください。
古いエアコンを引き取る義務があるのは、どの店か
意外と知られていないのが、ここです。環境省の家電リサイクル法Q&Aによれば、小売業者が引き取らなければならないのは次の2つの場合です。
- 「自らが過去に小売販売をした特定家庭用機器廃棄物の引取りを求められたとき」
- 「特定家庭用機器の小売販売に際し、同種の特定家庭用機器に係る特定家庭用機器廃棄物の引取りを求められたとき」
要するに「昔その古いエアコンを売った店」か「今回新しいエアコンを売る店」の2択です。しかも「排出者がこれを排出する場所において引き取らなければなりません」とあり、店まで持ち込めとは言えない決まりになっています。同Q&Aには「製品を購入した店(小売業者)に対しては、製品を購入する時点で引取りを求める必要があります」とも書かれています。買った後で思い出して頼むのではなく、注文する時点で一緒に申し込むのが制度上の筋道だということです。工事だけを請け負う業者はこの2つのどちらにも当たらないので、引き取ってもらえるかは各社の判断になります。
「めんどくさい」を実際に減らせるのは、この4つ

エアコン工事が面倒に感じる理由は、手続きが3つに分かれていて、しかも金額の一部が公表されていないからです。公式の手続きに沿って減らせる手数だけを挙げます。
1. 申し込み前に、配管穴とコンセントだけは自分で見ておく
ジョーシンが持ち込み工事の前提に挙げているのは「配管穴」と「エアコン用のコンセント」があること、室外機を庭かベランダに置けることの3点です。ノジマの標準工事も「室内機・室外機同一階設置、室外機平置き、配管4m以内となります。」としています。この3点は資格も道具もなく自分で見て分かるので、先に確認しておくとやり取りが1回減ります。
2. 支払いが1回で終わるとは限らない、と先に知っておく
楽天市場の公式説明のとおり、追加料金とリサイクル料金は当日現金です。「見積もりが1回で終わるか」と「支払いが1回で終わるか」は別問題なので、申し込みのときに「当日現金で払うものはありますか」と一言聞いておくのが確実です。
3. 工事の終わりに受け取る書類は決まっている
これは今回いちばんの収穫でした。先ほどの富士通ゼネラルの据付説明書には、工事をした人が記入する21項目のチェックリストが付いています。「電源は専用回路です」「アースの接続は確実です」「サービスバルブ(液側・ガス側)は全開です」「水を流してドレン排水が正常であることを確認しました」「壁穴部の隙間は完全にふさぎました」といった項目が並び、最後に確認日・工事(施工)会社名・確認者・電話番号・機種名を書く欄があります。
同じ説明書には「保証書、取扱説明書、据付説明書を室内ユニットに添付していますので、工事完了後お客様に保管していただくようお渡しください。」ともあります。つまり誰に工事を頼んでも、施工会社名と電話番号が書かれた書類が手元に残るのが本来の形です。持ち込みで「後から連絡先が分からない」という不安があるなら、この1枚を受け取るほうが確実です。
4. 減らせないと分かった手数もある
逆に、自分では減らせない項目もありました。ノジマオンラインのエアコン工事Q&Aは訪問時間を「早い場合は7時30分~、遅い場合は18時前後頃のご訪問となる事があります。」と公表していますが、時間を指定する仕組みは書かれていません。料金も「状況により異なるため、設置状況などを事前にご連絡下さい。」とあり、事前に総額を確定させる方法は示されていませんでした。詳しくはエアコン工事はいつ来るのかの記事に譲ります。
エアコン工事のワンストップに関するよくある質問(FAQ)
Q1. ネットで買ったエアコンを家電量販店で取り付けてもらえますか?
A. 会社によって分かれます。エディオンは「お手持ちのエアコンの取付工事も行います」と公式に書いており、ジョーシンも「お持ちのエアコンを取付ける場合」の案内があります。一方、楽天ビックは「お持ちのエアコンの移設工事などは承っておりません」と明記しています。
Q2. 持ち込み工事はいくらかかりますか?
A. 今回読めた範囲では公表されていませんでした。他店購入品の取付を受けると書いているエディオン・ジョーシンとも、その料金を公式ページに載せていません。「持ち込み対応料」という項目も、読んだ公式ページには出てきませんでした。ビックカメラ・ヨドバシカメラ・ケーズデンキ・ヤマダウェブコム・Amazonはページを取得できておらず未確認です。金額は各社の窓口に問い合わせて確認するしかないのが現状です。
Q3. 持ち込みだと工事の内容は変わりますか?
A. 変わると公式に書かれています。ジョーシンは購入時の工事に「配管(4m以内)・ドレンホース(配管長プラス3m迄)」を含めますが、お持ちのエアコンの場合は「配管パイプ代は含んでおりません」としています。本体の値引き額と比べるときは、この配管パイプ代を忘れないでください。
Q4. 工事がめんどくさいので全部まかせたいのですが、支払いも1回で済みますか?
A. 済むとは限りません。楽天市場の公式説明では「搬入や工事における追加料金やリサイクル回収料金は、当日、設置業者に現金でのお支払いとなります」とされています。注文時に確定するのは本体と標準工事までで、追加分は当日精算になる場合があると考えておいてください。
Q5. 古いエアコンの引き取りは、工事に来た業者に頼めますか?
A. 家電リサイクル法上、引き取る義務があるのは「過去にその製品を売った小売業者」と「買い替えで新しい製品を売る小売業者」です。工事だけを請け負う業者はどちらにも当たらないため、対応可否は各社の判断になります。環境省のQ&Aは「製品を購入する時点で引取りを求める必要があります」としています。
まとめ:公式に書いてあることと、書いていないこと
今回、量販店・通販・メーカー・環境省の公式ページを読んで分かったことを整理します。
公式に確認できたこと
・他店購入品の取付は、エディオンとジョーシンが「受ける」と明記、楽天ビックは「承っておりません」と明記
・ジョーシンでは持ち込みの場合「配管パイプ代は含んでおりません」と、工事の中身が書き分けられている
・楽天市場では追加料金とリサイクル料金は当日現金払い
・メーカー保証は販売店名が記入された保証書で決まり、施工の不備は保証対象外
・延長保証の申込期限は設置日から6ヵ月以内(コロナ・ダイキン)
・古いエアコンの引取義務があるのは、過去に売った店か買い替え先の店
公表されていなかったこと
・他店購入品を取り付ける場合の料金(受けると書いている会社も金額は非公表)
・量販店の工事案内ページに書かれた、自社の取付工事の保証年数(楽天市場の出店ショップは商品名に「工事保証3年」等を掲げています)
・量販店が持ち込みを断る、あるいは受ける理由
・「持ち込み対応料」という費目そのもの
・ノジマにおける他店購入品の取付の可否
結論としては、「本体と工事をまとめて頼めるか」は公式ページで確認できますが、「持ち込みだといくらか」はどこも公表していないということになります。比べるための片方の数字が世の中に出ていないのが実態です。よそのサイトの金額を根拠に決めるのではなく、候補の会社に直接聞いて、配管パイプ代と当日払いの有無まで確認する。遠回りに見えて、これがいちばん確実です。
この記事が、あなたのエアコン選びの参考になればうれしいです。

